建売住宅の購入を検討する際、注文住宅と比較して耐久性などが気になることがあります。
建売住宅は注文住宅にくらべコストが抑えられることから、「寿命が短いのでは」と心配される方もいるでしょう。
そこで本記事では、建売住宅の実際の寿命の長さや、メンテナンス方法などをご紹介します。
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建売住宅の寿命の長さはどのくらい
木造住宅の法定耐用年数は22年で、ここから住宅の寿命を20年程度と考える方も多いのではないでしょうか。
しかし、法定耐用年数は建物の寿命を意味するものではありません。
法定耐用年数とは、法律上、建物に資産価値があると見なされる期間です。
主に減価償却処理の基準として設けられていて、税金の計算や金融機関の審査に利用されます。
また、法定耐用年数は、建物の構造により違います。
木造・合成樹脂造の場合は22年、軽量鉄骨造の場合は27年、鉄骨造(重量鉄骨造)の場合は34年、鉄筋コンクリート造の場合は47年です。
ただし、法定耐用年数を過ぎても、住めなくなるわけではありません。
法定耐用年数を超えたあとも、適切なメンテナンスや改修をおこなえば、建物は引き続き使用可能です。
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建売住宅と注文住宅で寿命の長さは変わらない
現在、住宅に関する法律が整備されているため、建売住宅と注文住宅で、寿命に差はありません。
新しい住宅を建てる場合、住宅の種類に関係なく建築基準法に従う必要があります。
建築基準法は、建物を建てる際に守らなければならない最低限のルールを定めた法律です。
耐震性や耐久性などの基準を満たしているかどうかを確認するために、施工前には建築確認申請をおこない、施工後には検査がおこなわれます。
また、注文住宅と変わらない、住宅品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)によって品質が保証されています。
住宅品確法は、住宅の品質を一定水準で保つために制定された法律です。
したがって、建売住宅だから寿命が短いということはないのです。
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建売住宅の寿命を延長させるためのメンテナンス方法
建築から約10年が経過したら、外壁や屋根の塗り替えをおこないましょう。
直射日光や雨風などにより、屋根や外壁の塗装は劣化してしまい、劣化したまま放置すると、防水性が低下し雨漏りのリスクが高まります。
また、ひび割れが進行し、雨漏りによって木材が腐食した場合、建物が倒壊する恐れもあるため、定期的な塗装によるメンテナンスが重要です。
シロアリ被害を防ぐために、適切な防蟻処理も大切です。
とくに湿気の多い水回りや湿度の高い場所では、柱や壁の内部にシロアリが発生する可能性があります。
シロアリによる木材の食害は柱を弱くし、建物の倒壊のリスクを高めるため、5年ごとに防蟻処理を実施しましょう。
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まとめ
建売住宅も注文住宅も、同じ住宅関連の法律に基づいて建築されるため、その寿命に差はありません。
屋根や外壁塗装の劣化や柱や壁のシロアリ被害を防ぎ、建物の寿命を伸ばすために定期的なメンテナンスをおこないましょう。
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