マイホームの購入を検討した際に、注文住宅は高いからと建売住宅を選ぶ方もいらっしゃるでしょう。
注文住宅に比べて販売価格が安いですが、その分つくりがもろいのではないかなど、不安があると思います。
本記事では、建売住宅の販売価格が安い2つの要因とその他の理由について、なぜ安くなるのかを解説します。
建売住宅が人件費によって安くなる3つの理由
建売住宅が安い理由の1つに人件費の安さがありますが、人件費が削減できる訳が3つあります。
1つ目は、プランの規定化です。
注文住宅のように施主の要望が考慮されずに住宅が建てられるため、プランの見直しや打ち合わせがいらず、その分のコストが削減できます。
2つ目は、工期の短縮です。
プランが規定化されていることに加え、施工側が作業しやすいシンプルなつくりであることが多いため、2〜3か月程度で住宅が完成します。
3つ目は、現場や施工監理の人件費の削減です。
複雑な設計や施工が少ないプランが設定されているため、現場の作業員や施工管理者を減らせます。
その結果、人件費の削減が実現できます。
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建売住宅がスケールメリットによって安くなる2つの理由
建売住宅が安い理由の2つ目は、「多くの供給」という意味のスケールメリットです。
なぜ完成した住宅を多く供給することで安くなるのか、その理由は2つあります。
1つ目は、大きな土地を仕入れているからです。
一度に購入した広い土地を分割して住宅を建築することで、家一軒を建てるためにその都度土地を購入する注文住宅よりもコストを抑えられます。
2つ目は、建築資材や設備を大量に仕入れることでコスト削減を実現できるからです。
間取りやつくりが似たものが多いので、同じ資材や設備を一度に購入することが可能です。
その結果、資材を安く仕入れることができ、住宅を安く提供できるようになります。
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建売住宅の販売価格が安いその他の理由2選
建売住宅の販売価格が安い要因は人件費とスケールメリットの2つですが、じつはその他の理由もあります。
1つ目は、モデルハウスや住宅展示場の経費がかからないからです。
通常モデルハウスは、建設に数千万円かかるのに加え、運営する費用や展示場でのイベント代もかかり、これらの費用は家本体の価格に上乗せされます。
しかし、建売住宅の場合、現地にある物件を内覧するのみで住宅展示場はなく、結果的に建物の費用しかかからないため、安く販売できます。
2つ目は、販売価格とオプション工事を分けているからです。
カーテンレールや網戸、シャッターやエアコンなどの工事が別でおこなわれるため、販売価格が安くなります。
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まとめ
建売住宅が注文住宅に比べて安い理由は、土地や資材を一括で購入したり、設計のプランが規定化されていたりするからです。
ゆえに、ずさんな工事や造りがもろいなどのネガティブな理由で安くなっているわけではないので、安心してご購入いただけるでしょう。
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