一口に住宅ローンといっても、金利や返済期間などによって多くの種類が存在します。
そのため、住宅ローンを利用して不動産を購入しようとしている方は、どれを選べば良いか迷っているのではないでしょうか。
この記事では、不動産の購入を検討されている方に向けて、住宅ローンの種類や選ぶ際のポイントについてご紹介します。
不動産購入時に利用する住宅ローン！ローンの種類
不動産購入時に利用できる住宅ローンは、民間融資、公的融資、協調融資の3種類です。
民間融資とは、各銀行で取り扱われている住宅ローンのことで、商品によってさまざまな特徴が見られます。
店頭よりも低い金利の商品や、自社サービスと連動しているものなど、選択肢が幅広いことが特徴です。
公的融資とは、独立行政法人や自治体が取り扱う融資のことです。
最後に、協調融資は、民間融資と公的融資の中間に位置している融資です。
代表的な協調融資にフラット35があり、住宅金融支援機構と民間金融機関の間で連携して融資をおこなっています。
不動産購入時に利用する住宅ローン！ローンを選ぶ際のポイント
購入した不動産の住宅ローンは、長期の返済計画を立てて支払っていくことが一般的です。
そのため、日々の生活を圧迫しないように、自分に合った住宅ローンを選ぶことがポイントです。
たとえば、返済期間の面で考えると、定年退職までにローンを完済することが望ましいと考えます。
また、金利について考えると、小さい子どもがいてこれから教育費の出費が増える家庭は、固定金利をおすすめします。
しかし、夫婦共働きでかつ子育てが終わった家庭は、変動金利でも対応できるでしょう。
このように、ご自身のライフプランに合わせて、返済期間や金利を選ぶことがポイントです。
不動産購入時に利用する住宅ローン！ローンの金利
住宅ローンの金利には、変動金利型、全期間固定金利型、固定金利選択型の3種類あります。
変動金利型は、約6か月周期で金利が変動していく商品です。
金利が上昇してしまうと、返済額と利息が増えるリスクがあります。
全期間固定金利型は、ローン返済まで金利が一定であり、毎月の返済額も変わりません。
しかし、変動金利より金利が高く、借り入れできる金額が少額となる可能性があります。
固定期間選択型は、あらかじめ金利を固定する期間を選択して、その間は金利と返済額が一定の商品です。
金利を固定する期間が終わると、金利相場の影響を受けてしまいます。
まとめ
購入した不動産の住宅ローンを選ぶ際には、ご自身に合った種類と金利タイプを選択してください。
ライフプランに合ったものを選ぶことがポイントなので、まずは現在の家計状況や今後の展望を踏まえて、適切な商品を考えてみましょう。
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